米村裕美さんの音楽世界との出会い 

 

1992年、まだ学生だった私が何の気なしにつけていたラジオではナイター中継が終わり、レギュラー番組との間つなぎの音楽番組が放送されていました。私は当時、この番組でよく流されるある曲が気になっていました。それは「よねむらひろみ」さんの「トレジャー」という曲でした。これが私の米村音楽とのファーストコンタクトでした。

今までにない感覚をうけた私がCDショップでアルバム「How are you?」を手に入れると、”米村音楽世界”にハマりこむまでに時間が全くかからなかったのはいうまでもありません。米村さんの音楽世界はいろいろな思い出がいっぱい詰まっていました。その中にはいい思い出もあれば辛いもの、また日常の何気ない一コマなど実に様々ですが、米村音楽世界はそれを美しい、一枚の素朴な淡い水彩画にあらわしたような世界でした。

しかしほどなく米村さんは音楽活動を休止され、この世界も二度と味わうことができないのかと私は大変残念に思っていました。

それでもD論の追いこみで連日のように研究室に泊まりこんでいた頃、疲労がピークに達していた私にとって最高の憩いがそれまでに残された米村さんの音楽でした。D論の裏表紙に米村さんの「愛をこめて」の歌詞を載せようと思い、許諾を得るためにどこに問い合わせるべきか調べたこともありました(もっともすぐ時間切れになりましたけど・・・)。

そんな暗い時期を経て米村さんは1998年に活動を再開され、以来着実に米村音楽が世に送り出されるようになったのはうれしい限りです。そして私は一ファンとして今後もすばらしい米村音楽が聞けるよう、米村さんを応援していこうとこのサイトを立ち上げました。

小さな光る宝石のような米村音楽がこれからも聞きつづけられますように。

2001.6.16 Heavy Moon管理人:プー博士(とし坊)